【医療機関向け】キャッシュレス決済手数料を比較する前に!手数料率の「低さ」だけで選んで損をしないためのポイント

医療機関様がキャッシュレス決済を導入する際、やはり一番気になるのが「決済手数料」ではないでしょうか。
「A社は3.25%、B社は3.15%。0.1%低いからB社にしよう」
経費を1円でも抑えたいと考えるのは、経営において非常に重要です。しかし、「手数料の低さ(安さ)」だけで端末を選んでしまい、トータルで見た時にかえって損をしてしまうケースがあります。
今回は、手数料「0.1%」の差が実際の利益にどれくらい影響するのかをシミュレーションし、手数料比較の裏に潜む「見えないコスト」と、本当に重視すべきポイントについて解説します。
目次
シミュレーション:手数料「0.1%」の違いはいくら?

まず、手数料率のわずかな違いが、実際の支払額にどれくらいの差を生むのか計算してみましょう。医療機関様の規模にもよりますが、ここではより現実的なキャッシュレス売上高でシミュレーションしてみます。
【手数料0.1%の差額シミュレーション】
| 月間のキャッシュレス売上 | 0.1%の差額(月額) |
|---|---|
| 50万円 の場合 | 500円 |
| 100万円 の場合 | 1,000円 |
| 300万円 の場合 | 3,000円 |
いかがでしょうか?確かに、小さな金額も積み重なれば無視はできませんが、月額で見ると差額は数百円〜数千円程度であることが分かります。
ここで重要なのは、この数千円を節約するために選んだ端末が、「本当に業務に合っている端末なのか?」という視点です。
「手数料の安さ」だけで選ぶと危険?現場の負担になる3つのリスク

手数料が低いプランや端末の中には、機能を最小限に絞ったモデルや、別途費用がかかるケースもあります。「手数料率」だけを見て契約してしまうと、以下のような「見えないコスト」や「リスク」が発生する可能性があります。
① 端末代金や月額費用がかかるケース
手数料率が業界最安水準でも、実は「端末購入費」が高額だったり、「月額利用料」が別途発生したりするケースがあります。トータルコストで比較すると、実は安くない場合もあるため注意が必要です。
② 「操作のわかりにくさ」によるタイムロス
操作手順が複雑だったり、画面が見にくかったりする端末は、金額の入力間違いなど操作ミスを誘発します。また、会計のたびに操作に時間がかかれば、患者様の待ち時間増加の要因にもなりかねません。
③ 「サポート体制」の弱さ
万が一、端末の使い方で困ったりエラーが起きた際に、電話が繋がりにくかったり、サポートがメールのみだったりしたらどうなるでしょうか?その間、キャッシュレス決済が使えなくなり、患者様の機会損失になります。
【重要】「1,000円の節約」vs「3,000円の残業代」
もし、操作の手間や入力ミスの修正対応、締め作業での確認により、スタッフさんの業務時間が月に「1〜3時間」増えてしまったらどうなるでしょうか?
スタッフさんの時給換算コストを考えれば、それだけで節約したはずの手数料差額(500円〜3,000円)以上のコストが発生してしまいます。
「手数料を安くしたつもりが、結果的に高くついている」というのは、よくあるケースなのです。
手数料よりも重要!端末選びでチェックしたい「4つのポイント」

手数料の低さを追求することよりも、「スタッフさんが使いやすく、スムーズに運用できるか」を重視する方が、結果的に医療機関様の利益を守ることにつながります。
端末を選ぶ際は、ぜひ以下の4点をチェックしてみてください。
- トータルのコスト
手数料率だけでなく、初期費用(端末代金)、月額利用料などを含めた「総額」で比較する。
- 対応ブランドの豊富さ
Visa/Masterなどのカードに加え、交通系IC、QRコードなど、患者様のニーズに対応しているか。
- 操作性とスピード
直感的に使えるか、タッチ決済などでスピーディに処理できるか。
- サポート体制の充実度
24時間対応や、故障時の代替機発送は迅速か。医療機関向けの導入実績はあるか。
「二度打ち」などの課題を解決し、さらに効率化する「レジ連携」

ここまで端末選びのポイントをお伝えしましたが、端末単体での運用ではどうしても解決できない課題があります。
それは、レジと端末にそれぞれ金額を入力する「二度打ちの手間」と、それに伴う「入力ミス」のリスクです。
この課題を解決し、さらに業務効率を最大化する選択肢としておすすめなのが、「レジ(POSや自動釣銭機など)と決済端末の連携」です。
レジ連携で実現できること
- 「二度打ち」不要でミスゼロへ
- レジの会計情報が自動で端末に反映されるため、手入力が一切不要になります。「1,000円を10,000円と打ってしまう」といったヒューマンエラーを物理的に防げます。
- 会計スピードの向上
- 金額入力の時間がなくなるため、よりスムーズに会計を完了でき、患者様の待ち時間を短縮できます。
「キャッシュレス導入」をきっかけに、こうした連携機能を持つシステム(自動釣銭機など)を検討するのも、会計業務全体の負担を減らす効果的な方法の一つです。
【重要】連携の可否は事前の確認を
すべてのレジと決済端末が連携できるわけではありません。導入前に必ずレジメーカーや端末会社へ「連携可能かどうか」を確認することをおすすめします。
まとめ
医療機関様のキャッシュレス導入において、手数料は重要な要素ですが、それだけが全てではありません。
「目先の金額(手数料)」よりも「日々の業務効率(使いやすさ・ミスのなさ)」を重視して選ぶことが、結果としてコスト削減と患者様満足度の向上に繋がります。
ぜひ、広い視野でぴったりの一台を選んでみてください。
【ご参考】
当社のセミセルフレジ「OWEN(オーエン)」は、日本医師会員向けキャッシュレスサービスとの連携が可能です。
- 「金額の二度打ちをなくしたい」
- 「将来的に自動釣銭機と連携させて、スタッフの負担を減らしたい」
- 「どの端末を選べばいいか相談したい」
このようにお考えの医療機関様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。