キャッシュレス決済が可能になり、自費診療で高額の支払いが発生しても「現金を用意していただく必要がなくなった」
- 高額な支払いが発生しても、患者様に現金を用意していただく必要がなくなった
- 金額の間違いもなくなり、締め作業が楽になった
- OWENは、デモやその後の連絡のやりとりがスムーズだった
先生がセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入しようと思ったきっかけを教えてください。
美智子副院長:いくつかありますが、まずは稀に入金金額とレジスターの金額が合致しないことがあったためです。金額が合わないと、どこで間違えたのかを確認しなければなりません。患者様の点数を洗い出して、確認し直す時間や手間をどうにかしたいと考えていました。
また、患者様から現金以外の支払い方法がないか尋ねられたことがあったり、社会の流れとしてもキャッシュレス決済の必要性を強く感じていたりと、様々な状況から導入を検討していました。
徹院長:当院は眼科ですが、白内障の手術時に「多焦点眼内レンズ」を挿入することがあります。これは自費診療のため、両目分を入れると50万円以上かかってしまいます。その際、これまでは現金で持ってきてもらったり、銀行振り込みで支払ってもらったりしていたのですが、患者様から「クレジットカードで払えないでしょうか?」と相談を受けることも少なくありませんでした。
いつキャッシュレス決済に対応すべきか、チャンスを伺っていた部分もあります。
OWENを知ったきっかけを教えてください。
徹院長:医師向けの情報誌でOWENを知りました。他にも情報収集をする中でいくつかメーカーを調べて「この機会に導入しよう」と二人で話していましたね。
美智子副院長:OWENも含めて複数のメーカーにご連絡したんですが、OWENの営業さんのレスポンスが本当に早かったことを覚えています。私たちはITに精通しているわけではないのですが、一つひとつ丁寧に教えてくださり、その後デモの提案をいただきました。
OWENのデモを受けてみていかがでしたか?導入の決め手も教えてください。
美智子副院長:実物を見ると、大きさや操作性も具体的にイメージできました。タッチパネルが患者様側、受付のスタッフ側の両面にあるので、操作しやすい点は導入の決め手のひとつです。画面自体もシンプルでわかりやすいですし、OWENの営業さんもこまめに電話をしてくれたことを覚えています。
また、他のメーカーにも連絡をしたところ「デモはしていない」と。対面で資料を見せてもらうことはあったのですが、実物を見ながら操作性を確認できなかったことと、OWENよりも金額が非常に高かったので、総合的に見てOWENを選びました。
徹院長:私もデモを見ていて、簡単に操作できそうな印象を持ちました。ただ、これを本当に自分たちで運用できるのかという不安は、少しありました。
美智子副院長:OWENは画面も操作もシンプルですからね。一見、こんなにシンプルで大丈夫なのかなとも思いましたが、実際に使ってみるとそんな不安はなくなりました。
導入してみて、その印象がどのように変わったのでしょうか?
徹院長:釣銭機部分はグローリー社のものを採用しているため紙幣の詰まりもなくスムーズに作動しますし、管理画面からは様々なデータを確認、出力できます。トラブルなく運用していく中で、信頼感が高まりました。
美智子副院長:思い返すと、運用初日からスムーズでしたね。スタッフは緊張感もあったと思いますが、使っていく中で慣れていった印象です。つり銭のストックなども精度を上げながら運用できているのではないでしょうか。
徹院長:また、これまでは午前の診察終了後と、午後の終了後に、10分〜15分ほどかけてスタッフがお金を数え、一日の終わりには私か副院長がもう一度チェックしていました。その作業をOWENが正確にしてくれるようになり、だいぶ楽になりましたね。金額の間違いもなくなりました。
患者様の反応はいかがですか?
徹院長:普段、スーパーやコンビニで操作し慣れている方は問題なく使われている印象です。運用が始まるまでは、結局のところ現金での決済が多いのだろうと予想していたのですが、QR決済が意外と多いんですね。
手数料という懸念点はあるにしても、患者様にとっては、現金を持ち合わせていない時でも支払いができる。その「利便性」の高さや、スタッフの負担が減ったことを考えると、やはりOWENを導入した意味は大きいです。
自費診療でまとまったお金を支払う患者様に、近くの銀行で現金をおろしてきていただく事態もなくなりました。
美智子副院長:眼科には視力の弱い方もいらっしゃるので、患者様によっては丁寧にサポートしてお声がけするようにもしています。ただ、その際もカウンターの内側にいながら画面を操作できるので便利ですよね。
最後に、セミセルフレジ(自動釣銭機)や自動精算機を検討されている方にメッセージをお願いいたします。
美智子副院長:導入する際には、段取りを理解しておくことをおすすめします。
私たちはキャッシュレス端末、OWENの設置をする前に、インターネット回線を引いたり、キャッシュレス決済の手続きを複数進めたりと、いくつかの作業を同時進行する必要がありました。
徹院長:OWENを置くためにカウンターの工事もしましたね。
美智子副院長:そうですね。さらに、Macユーザーだった私たちは、新たにWindowsの導入もおこないました。Windowsベースの機器が入っていないと操作できないものがあるためです。
このように、必要なものやそのスケジュールをもっと事前に理解しておけば、よりスムーズに導入できるのではないかと思っています。
徹院長:医師の友人の中には、セミセルフレジ(自動釣銭機)や自動精算機に興味を持っている人は多いです。そのため今、私たちはそういった情報や注意点の共有をしています。年末に更新する私のコラムにもOWENのことを書いていますが、使用感に興味を持ってくださっている方には「おすすめですよ」ともお話ししているところです。