導入事例

キャッシュレス決済と多言語機能で
外国人観光客の急な診察も安心

直江クリニック(北海道小樽市) 院長:直江 和彦 先生

直江クリニック 様

北海道小樽市

診療科

院長:直江 和彦 先生

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課題・目的と導入効果

Before

  • 週に2回程度発生する違算金が、締め作業の大きな負担となっていた
  • 外国人観光客の急な診察による、キャッシュレス決済への需要に対応したかった

After

  • 違算金が完全になくなり、締め作業が5~10分で完了するようになった
  • キャッシュレス決済と多言語対応で、外国人観光客にもスムーズな会計が実現できた

先生がセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入しようと思ったきっかけを教えてください。

締め作業で釣銭が合わないこと、さらにキャッシュレス決済と海外の方への対応が課題だったためです。

当院は1日に100人以上の患者様が来院されるため、細心の注意を払って会計をしても違算金が発生してしまう。当初は原因究明のために1~2時間ほど数え直しており、スタッフの負担が大きな懸念点となっていました。

また、キャッシュレス決済への要望も増えていました。特に印象的だったのは、コロナ禍が落ち着いた2023年の冬に耳にした話です。とある急病センターでは、海外からの患者様が現金を持っておらず、帰国後に支払っていただく約束をしても結局未収になってしまうケースが問題となっている、と。それが、セルフレジ(自動精算機)の導入で解決したと聞いたのです。

当院は整形外科や外科も標榜しており、特に冬季は初めてスキーをする外国人観光客が怪我をして診察に訪れることも少なくありません。急病センターと同様の問題が発生する前に対処しておきたいと考えていました。

OWENを知ったきっかけを教えてください。

医師向けの情報誌に同封されていたチラシがきっかけです。ちょうど当院の課題を解決する方法を模索していた時期だったので、すぐに連絡を入れて2024年1月にデモを受けました。

デモを受けた際、OWENにどのような印象を抱きましたか?

高齢の患者様が多い当院にとって、操作性の良さは何より重要です。デモを拝見して、大きな画面と見やすい表示に惹かれました。スタッフからも「直感的に操作できそう」「画面が見やすい」との声があがっていました。

当院としては、日々の締め作業で生じる違算のストレスから解放されたいという思いが強かったため、デモの場でOWENの導入を即決断。その後は、キャッシュレス端末の導入・連携タイミングを調整しながら、カウンター工事など必要な準備を着々と進めていきました。

導入時には助成金も活用したと伺っています。

OWENの営業さんにご案内いただいたおかげで「働き方改革推進支援助成金」を活用し、コストカットも実現できました。社会保険労務士の先生までご紹介いただき、スムーズに進行できた印象です。

直江クリニック(北海道小樽市)

導入後、患者様の反応はいかがでしたか?

スタッフは「機械に慣れない患者様が多いと会計に行列ができてしまうのでは」と懸念していたのですが、杞憂に終わりました。スーパーやコンビニでもセミセルフレジ(自動釣銭機)などを使う機会が増えているためか、患者様はすぐに操作に慣れていったようですね。

また、導入してみて驚いたのは、海外の方や観光客だけでなく、地元の患者様もキャッシュレス決済を活用されていること。当院の近くにはイオンがあるため、電子マネーのWAONをご利用になる方が非常に多いです。観光客の方は、クレジットカードや交通系ICなど様々な決済手段を使われています。

スタッフさんからはどのような声が挙がっていますか?

正確に会計ができる上に、業務負担が大幅に軽減されて非常に重宝していると好評です。
また、何か疑問点があった際にサポートセンターに相談するとすぐに電話に出て対応していただける。安心感につながっています。

当初抱えていた課題はどのように変化しましたか?

釣銭が合わないという問題は完全に解消され、正確に会計ができるようになりました。締め作業も5~10分以内に完了できるので、スタッフのストレスも大幅に軽減されています。

また、キャッシュレス決済を導入したことで、現金を持ち合わせていない海外からの患者様への対応も安心して行えるようになりました。さらに現在のOWENには「多言語機能」も備わっている。当院のような観光地に近い医療機関にとっては非常に有用なシステムだと実感しています。

最後に、セミセルフレジ(自動釣銭機)やセルフレジ(自動精算機)を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

OWENの導入により、利便性が大きく向上しました。もはやOWENを使わなかった時代には戻れないとすら感じています。

現在、当院にはOWENを見学するために、医科クリニックはもちろん、歯科クリニック、動物病院まで幅広い分野の先生方が来院されています。時には「写真を撮らせてください」とおっしゃる先生もいらっしゃいます。実際に機器に触れて操作してみると、納得感を持って導入を検討されるようです。

これからのクリニック、特に若い世代の患者様が多い医療機関にとっては必要不可欠なシステムになっていくのではないでしょうか。

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