導入事例

助成金を活用しOWENを導入。「正確な会計」が実現でき、業務ストレスが軽減された

大谷田団地診療所 様(東京都足立区)
院長:渡邉 一平 先生
導入時期:2024年1月

  • 間違いのない会計対応が実現し、つり銭の準備や締め作業の手間も軽減された
  • 働き方改革推進支援助成金を活用し、コストを抑えながら導入できた
  • レセコンとレジの連携は、クリニック規模ならバーコード連携がおすすめ

先生がセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入しようと思ったきっかけを教えてください。

レジスターを使用した会計に時間がかかる点と、つり銭の準備が大変だったことから導入を考えていました。

それに、今はどこのお店でもセルフレジ(自動精算機)、セミセルフレジ(自動釣銭機)が導入されていますよね。時代の流れも踏まえてアナログな管理を是正したいと思い、2023年の冬ごろからリサーチを始めました。

当時はインターネットで調べたり、医師向けの情報サービスに登録したりして、その中で見つけたいくつかのレジを検討していました。

OWENを知ったきっかけを教えてください。

医師向けの情報冊子に載っていて知りました。キャッシュレス決済の手数料も低く、私が使用しているレセコン・ORCAのベンダーだったこともあり安心感がありました。

他にもいくつかセルフレジ(自動精算機)、セミセルフレジ(自動釣銭機)の情報収集をして、オンラインデモを受けたものもあります。

ただ、ものによっては大病院で役立つような機能がたくさん入った、当院にとってオーバースペックなものもありました。

また、セルフレジ(自動精算機)とセミセルフレジ(自動釣銭機)どちらを選ぶかで悩まれる方もいらっしゃると思います。私はシステムに詳しくはありませんが、クリニックという規模であればセミセルフレジで十分だと思いました。

レセコンとの連携も、データ連携までせずとも、バーコード連携で会計がスムーズにできる実感がありますし、今でもここの選択に後悔はありません。

OWEN導入にあたって、働き方助成金を活用したと伺っています。

そうですね。OWENの対面デモを受けるなど様々なやりとりをする中で「補助金や助成金が活用できる」という提案を聞いて、検討し始めました。

私としては、導入するレジによってIT導入補助金を活用するか、働き方助成金を活用するかが分かれるような感覚がありました。申請方法と、補助金や助成金が下りたあとの作業、そして導入金額や機能を見た時に、OWENを導入して「働き方改革推進支援助成金」を活用する方向性が決まりました。

他のレジは先ほども話したように当院にマッチしない機能があったり、補助金を使っても金額があまりに高かったりと、気になる点があったと記憶しています。

OWENを導入してみて使い心地はいかがですか?

受付の写真

小銭の管理や締め作業、集計などあらゆることが格段に楽になりました。
以前は売上げや小銭を手作業で数えて、翌日の小銭のストックを考えて用意する手間がありました。今は、小銭の残数を管理画面から確認し、ストックを翌朝までに用意すれば準備完了です。

患者様も、勝手に高齢者のみなさんは現金を使うのではないかと思っていましたが、年齢に関係なくキャッシュレス決済を活用する人は一定数いるのですね。
当院の場合は、PayPayとクレジットカードを活用される方をよく見ます。

過去には「クレジットカードは使えないんですね」との声もいただいていたので、今はそこにもしっかり訴求できている。
会計の利便性が向上したことが集患にもつながることを期待しています。

画面の見やすさなどはいかがですか?

患者様側と、カウンター内にいる受付スタッフ側の両面に画面があるのは良いですね。
初めての方は慣れないようすもありましたが、通われるうちにスムーズに使う方が増えている印象です。

ただ、患者様が完全にひとりで会計をする想定で設計されたセルフレジ(自動精算機)とは違い、OWENは人のサポートありきのセミセルフレジ(自動釣銭機)のため、「効率化」という点よりも、「集計や会計の正確さ」に大きな効果を感じています。

運用してみて、今のところ大きなトラブルもありません。
一応先ほど営業の方に、どんなトラブルが起こりうるのかを聞いたら、やはり紙幣の破れ、濡れていたことによる詰まりの可能性があるようです。物理的なトラブルは声かけやサポートで防げるので、やはり会計時のコミュニケーションは適宜すべきだと感じました。

最後に、セミセルフレジ(自動釣銭機)や自動精算機を検討されている方にメッセージをお願いいたします。

やはりクレジットカード決済が使えるという点は、会計の利便性向上に繋がったと思います。特に都心部のクリニックであれば、大切な要素でしょう。
また、レセコンでの会計情報をレジに反映する方法には、データ連携とバーコード連携があります。私としてはクリニックであればバーコード連携が良いと思います。データ連携をしてまで、レジの会計情報に反映させたいデータは、私の運用上はあまりないためです。

OWENそのもののことを言うなら、誰でも使えそうな設計、簡単に操作できるところは良いですね。サポートセンターに電話したときも、すぐにつながって対応してもらえました。

<お客様情報>

大谷田団地診療所

大谷田団地診療所 様

〒120-0001
東京都足立区大谷田1丁目
大谷田団地1号棟2階

URL:https://oyatadanchi-clinic.com/

診療科
内科、循環器内科