デモを受け、シンプルで分かりやすい操作性を体感。「高齢の患者様も安心して使えると思った」
- 高齢の患者様でも「間違えようのない」ほど分かりやすい操作性が決め手に
- スタッフが患者様の操作をサポートできる点で、自動精算機よりセミセルフレジ(自動釣銭機)がマッチしていた
- 締め作業がスピーディに終わり、つり銭ミスも解消された
先生がセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入しようと思ったきっかけを教えてください。
ひとつは2020年9月に佐藤医院を継承し、2021年6月から下新町クリニックとして再スタートしたことをきっかけに、院内のシステムを見直すこととしたためです。
また新型コロナウイルス感染症の影響もあります。金銭の直接的なやり取りを改善するために、セミセルフレジ(自動釣銭機)は必要だと感じました。
さらに、レジ締めの際につり銭が合わないために再計算をしたりミスの原因を考えたりと、タイムロスが起こることも問題視していました。セミセルフレジ(自動釣銭機)であれば会計業務を正確かつスピーディに進行でき、受付業務の負担を減らせるのではないかと考え、継承前後から積極的に情報収集をしていました。
ただ、継承後の最優先事項は、紙カルテから電子カルテへの移行でした。その運用に慣れ、セミセルフレジ(自動釣銭機)が導入できるタイミングを数年間うかがっていたのです。
じっくり情報収集をしていた間に、どのようにOWENを知ったのでしょうか?
当初はインターネット検索をしていたのですが、あまりに情報が多く、どれが自院に合ったものか分かりませんでした。
そんな時、医師向けの雑誌でOWENを知ったのです。
私はそこに掲載されていたセミセルフレジ(自動釣銭機)の資料を全て集めました。
数ある機器から、OWENの導入を決めた理由を教えてください。
シンプルな設計で使いやすいからです。ただ、以前からスタッフに「いずれセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入する」と伝えていたものの、当時は乗り気ではない様子でした。
当院の患者様は高齢者が多いので、セミセルフレジ(自動釣銭機)を導入することでご案内の時間がさらに増えたり、トラブルが発生したりするリスクが高まると考えていたようです。
そこで試しにいくつかオンラインデモを受け、OWENの方には直接デモ機を持って当院まで来てもらいました。そこでスタッフはOWENの画面の大きさと、シンプルな操作性を目の当たりにし「これなら高齢者の患者さんもスムーズに使える」と感じたのです。
そこからは迷いなくOWEN導入の話が進み、2023年9月の導入に至りました。
費用面はいかがでしたか?
他社と比べても導入しやすい金額でした。
選定ポイントの最優先事項は「スタッフや患者様にとって使いやすいこと」でしたが、費用もある程度抑えられたのはありがたかったです。
導入後の使い心地についても教えてください。
スタッフはスムーズに操作、案内していると思います。
OWENを実際に見れば分かりますが、間違いようがないほどシンプルな画面なんです。
また、レジ締めがスピーディになり、つり銭の間違いもなくなりました。会計業務のミス、そしてそれによるストレスも軽減されたと思います。
患者様の反応はいかがですか?
当初は少し寂しそうな反応もあり「今は何でも機械になっているよね」とこぼす方もいたようです。
ただ、セミセルフレジ(自動釣銭機)は自動精算機とは違って、スタッフの案内やサポートありきで運用するもの。私たちが、すべての操作を患者様が行う自動精算機を選ばなかったのは、高齢の患者様とコミュニケーションを取りながら案内する必要性を感じていたからです。
実際に、紙幣や小銭の投入口に迷う方がいたり、迷いからの焦りで小銭の準備を諦め、紙幣を挿入する方もいたりするので、硬貨や紙幣の挿入口に案内用の紙を貼りました。さらにスタッフは「ゆっくりで大丈夫ですよ」「〇〇円はありますか?」など声がけをして、丁寧なコミュニケーションをとっています。
最後に、セミセルフレジ(自動釣銭機)選定におけるアドバイスをお願いします。
自院の患者様の年齢層をもとに選定することをおすすめします。
小児科や皮膚科であれば、当院とは違ったポイントを重視できるのかもしれませんが、地元に根ざした高齢者が多いクリニック様であれば、当院のように「シンプルで使いやすい」部分を軸に決めるといいのではないでしょうか。
また、当院ではOWENの導入を決めてから、カウンターをくり抜く工事を行いました。今後導入される方の参考となるよう、工事前の様子も掲載しておきます。