クリニック向け自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の価格は?目安となる金額はどのくらい?
クリニックなどの医療機関において、受付業務を効率化する自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)は、年々導入に向けた動きが強まっています。
特に、2020年頃から流行しはじめた新型コロナウイルス感染症への対策も働き、患者様との直接的な現金のやりとりを軽減できる自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)は大きな注目を集めました。
今回は、そんな自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)の価格相場や、価格を抑えて導入する方法、選定時の5つのポイントなどをご紹介します。
目次
クリニックにおける自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の導入メリット
まずはクリニックなどの医療機関で、自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入するメリットをご紹介します。
- 待ち時間が軽減される。キャッシュレス対応により患者満足度が高まる
- スタッフの業務効率化につながる
- 人為的ミスによる違算リスクの軽減
- 財務管理の改善
- セキュリティの向上
- 感染症リスクの低減
参考:セミセルフレジOWEN「クリニックが自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)を導入する6つのメリットとは?」
導入することで、受付業務を担うスタッフさんの業務効率化を実現しながら「正確におつりをお渡しする心理的プレッシャー」からの解放も期待できます。
また近年、キャッシュレス決済を利用する人も増えています。経済産業省が2023年4月に示したデータによると、2022年のキャッシュレス決済比率(内閣府が公表する「民間最終消費支出」におけるキャッシュレス決済の割合)は36%、決済額は過去最高の100兆超えを記録しました。
このような状況を踏まえ、QRやクレジットカードなどの決済方法を整備できれば、患者様にとって親切で「通いやすい」医療機関だと思ってもらえるでしょう。
自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の価格相場、金額イメージは?
自動精算機の相場はおおよそ200〜450万円前後です。
セミセルフレジ(自動釣銭機)の平均的な価格は200~300万円程度と言われています。
※自動精算機とセミセルフレジ(自動釣銭機)の違いを知りたい方は、導入メリットについてまとめた別記事の「自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)とは?」の欄をご確認ください。
また、保守や連携に関わるオプションや、クリニック様の要望によって価格は前後しますので、導入を検討する場合は各メーカに問い合わせてみましょう。
そして自院にとって最適な機器を選ぶために、見積もりと合わせてデモを受け、実際に操作を行うスタッフさんの意見も踏まえて選定することをおすすめします。
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自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の導入価格を下げる方法
自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の導入金額を下げるために、以下の2つの方法があります。
- リース等を活用する
- 補助金・助成金の申請をする
この2つの内容について簡単に説明します。
1)リース等を活用する
リースを活用すれば、数百万円かかる導入コストを大幅に削減できます。メーカーの中にはレンタル機器を提供しているところもあるため、問い合わせの上、こちらも見積もりを請求してみるといいでしょう。
またリースの場合、初期費用を0円に設定しているところもあります。ランニングコストやその他の費用を確認し、購入した場合と比べてどの程度お得になるのかを比較してみてはいかがでしょうか。
2)補助金・助成金の申請をする
国や地方公共団体が提供している補助金・助成金を活用した自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の導入は珍しくありません。
補助金・助成金ともに返済不要なため「スタッフの労働環境を整備したい」「効率化や生産性向上を目指したい」など、自院で導入する際の目的に合わせて活用を検討してみましょう。
働き方改革推進支援助成金で、セミセルフレジ「OWEN」を導入したクリニック様の事例
助成金を活用し、セミセルフレジを導入されたクリニック様の声も以下にまとめました。
下鴨森歯科様の事例
- セミセルフレジ「OWEN」の導入にあたり「働き方改革推進支援助成金」を活用した
- もともと低価格だったところを、さらにコストカットできた
- スタッフ側と患者様側の両面にタッチパネルがあるため、患者様の案内をしやすく、会計業務も円滑にできている
- スタッフさんの会計業務の負担を減らしたことで、他の受付業務に集中しやすくなった
参考:セミセルフレジOWEN 導入事例 下鴨森歯科様「お金が合わない」日々からの脱却を目指し導入。会計時の人的エラーを解消へ」
クリニックで自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)の選定ポイント
低価格であることを重視し「操作が複雑な機器を導入してしまい、業務効率化があまりできなかった」「釣銭機部分のサイズが小さく、釣銭補充の手間がかかる」などの失敗が起きては元も子もありません。
満足できる機器を選ぶためにも、以下のような要素も含めて検討することをおすすめします。
1)操作性
→機械の操作が苦手な患者様のためにも、シンプルで直感的なものを選びましょう。
現金の投入口が分かりやすいもの、画面の文字が大きく見やすいものなど、親切な設計の機器を選ぶと会計がよりスムーズになります。
2)決済方法
→クレジットカード決済、QR決済、電子マネーなど、ご自身が考える決済方法が実現できるかを確認します。決済手数料も事前にチェックしておきましょう。
3)機能・連携方法
→レセコンとの連携方法や、物品を販売する際の登録・操作方法もデモなどで詳しく見ておきましょう。
4)サイズ
→自院に設置できるサイズか、もしくは置けない場合の解決案(カウンターの工事、台の設置)があるかを踏まえて大きさを確認します。新規開業であれば、導入する機器に合わせてカウンターを設計すると、患者様・スタッフさんの導線もスムーズになります。
5)価格
→機器の価格はなるべく抑えたいものですが、患者様にとって親切なもの、運用にかかる手間や時間も考慮し検討してみてください。
各要素については、無料で進呈している資料にさらに詳しく記載しています。以下のリンクから無料でダウンロードできますのでぜひご覧ください。
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まとめ
今回は、自動精算機やセミセルフレジ(自動釣銭機)の導入価格を中心にご紹介しました。
- 自動精算機の相場:200万円〜450万円前後
- セミセルフレジ(自動釣銭機)の相場:200~300万円前後
上記はあくまで目安です。連携方法や機能、保守サポートなども含めて、自院に最適な自動精算機、セミセルフレジ(自動釣銭機)を選んでみてください。
セミセルフレジ「OWEN」を提供するシスポでは、医療機関様を2,500件以上サポートしているノウハウをもとに、クリニック様にとってより最適な事業運営のかたちをともに考えます。
セミセルフレジ「OWEN」やサポート内容については、公式サイトよりダウンロードできる資料「よく分かるセミセルフレジOWEN」で詳しくご説明しています。ぜひご覧ください。